会社案内
会社概要
商号
リバー工業株式会社
本社
東京都北区田端新町3丁目3番8号
川口工場
埼玉県川口市領家4丁目7番19号
電話：048-223-7316 FAX：048-223-7317
創業・設立
創業：昭和22年5月
設立：昭和26年7月
役員
相談役：川嶋 利勝
代表取締役：川嶋 利幸
事業内容
■ 技術・処理内容（加工内容）
・三価クロメート(白・青)
・三価クロメート＋クリアー
・ベーキング（脱水素）処理
■ 対応製品・分野（用途）
弱電機器 ／ 自動車 ／ 鉄道車両部品 ／ 家具金具 ／ 建築金具 ／ その他
資本金
公称資本金：￥15,000,000
授権資本金：￥19,200,000
取引金融機関
みずほ銀行尾久支店
滝野川信用金庫本店
沿革
戦後復興期 1945年（昭和20年）〜
物資が不足する中、壊れたものを直しながら暮らしをつなぐ時代。 建築や機械の修理といった復旧需要が高まり、町工場の加工や表面処理が各地で再開されました。
初代社長、川嶋利郎の技術を主体として川嶋塗装を開設
- 終戦直後の復興需要に応えるかたちで、東京・北区にて塗装業を開始。
- その後、「有限会社川嶋塗装工業所」を設立。
高度経済成長期 1955年（昭和30年）〜
大量生産の本格化。自動車や家電を中心に、製造業の規模が急拡大しました。 分業体制の中で、加工業にも工程管理や納期対応が求められるようになります。
蒲田工場を新設、日本コロムビアとの取引開始
- 製品加工分野での受注が拡大し、取引を強化。
社名を「リバー工業株式会社」に変更
- 創業家の姓「川＝River」に由来して改称。
省力化と産業構造変化期 1974年（昭和49年）〜
オイルショックによる燃料不足を契機に、省力化や自動化の流れが中小企業にも波及。大量生産型から多様な製品や加工条件に対応できる生産体制への移行が進みました。
川口工場を新設、回転全自動メッキ設備を導入
- 省力化と安定品質の両立を図る設備投資を実施。
オイルショックを乗り越えて
- オイル缶をかついで近隣企業を回り、重油を確保し稼働を継続。
バブル経済期 1986年（昭和61年）〜
内需拡大を背景に、住宅設備や娯楽機器など意匠性を重視した製品が増加。加工作業にも外観や仕上げの要求が高まり、大量処理と美観への対応が求められました。
需要急増と広がる販路
- 取引件数の増加に伴い、業種や製品の幅を広げ、多様なニーズに応える営業を展開。
川口工場、第二工場を増設
黒・緑クロメート全自動メッキ設備、新規導入
- 処理数量の増加に対応しながらも、外観のばらつきや処理ムラの抑制を図る。
成熟市場と制度改革期 1992（平成4〜）〜
取引の小口化・多品種化が進行し、需要変動が読みにくくなる中、環境規制や労働安全への対応が強化されました。 2008年のリーマンショックでは製造業全体の受注が減少し、工程の効率化や体制の見直しが進みました。
パチスロ筐体や装飾部品の依頼集中
- 1990年代後半から依頼が増加し、2000年代前半にかけて処理品目・数量が大幅に拡大。
環境規制対応による処理切り替え
- 黒・緑・黄クロメートを廃止し、三価クロメートへ移行。
社内制度整備と働き方改善
- 2016年、現代表が入社。就業規則整備や環境改善を進め、定着率向上につながる取り組みを行う。
コロナ禍と事業承継 2020年（令和2年）〜
感染拡大による供給網の停滞と対面制限。安定供給体制の維持、省人化・効率化への対応が問われるようになりました。 戦後日本を支えてきた製造業でも世代交代が課題となる中、リバー工業も次世代への事業承継の時期を迎える。
外出制限の影響下でも加工業務を継続
- 対面の制限をきっかけに手形取引を廃止し、振込対応に移行。
3代目が事業を承継。これまでの積み重ねを受け継ぎ、次の時代へ。
- 川嶋利幸が代表に就任（川嶋利勝の後任）
- 現場での実務経験をもとに、持続可能な体制づくりに取り組む
100年企業に向けて 2025年（令和7年）〜
お客様との信頼関係を基盤に、柔軟な対応と品質の追求を続けています。 新しい課題にも取り組みながら、変化に対応し持続的な成長を目指しています。